着付け師の活躍の場所は?

卒業式やパーティなどの会合に、華やかな着物で出席したい人は少なくありません。また、親族の急なお葬式で、黒留袖を着なくてはならなくなる時もあります。

 

自分だけでなく、周りにいる人も着物の着付けができない場合、着物を着ようとしたら、着付け師への依頼は必須です。豊富な着物の知識を備え、確かなT.P.O.によって、美しくコーディネートされた着物を装わせてくれる着付け師は、とてもありがたい存在と言えます。

 

着付け師の活躍場所を挙げてみましょう。

 

1)ホテル内の結婚式場や和装美容室
2)葬祭場
3)写真館
4)着付け教室の講師や運営スタッフ
5)個人で着付け教室を開く
6)デパートなどの呉服販売店や着物のリサイクルブティックの販売員
7)和風レストラン・水商売に携わる人への着付け
8)フリーの和装(着物)スタイリストになる
9)時代劇のスタジオスタッフ

 

さすがに着物は日本の民族衣装ですから、改まった席にはなくてはならない存在。幅広い場所がありますね。

 

(1)では、結婚式を挙げる新郎新婦に婚礼衣装を、(2)では葬儀の際の喪服(黒留袖・紋付き袴)を、(3)では、成人式・卒業式・七五三に臨む前のお客さんに、あらかじめ撮影を行う“前撮り”のための着付けを行います。(7)も同様です。

 

(4)は、かつて自分が通い、着付け師としての認定や資格を取得した着付け教室に雇われるかたちです。講師という道もありますし、事務方として、企画や事務など、教室の運営に携わることもあります。

 

(5)は、通っていた着付け教室で資格や認定を受けた後、看板を“授与”され、その看板を掲げて、自宅で教室を開講します。

 

(6)は、お客さんと対面しての販売ですから、着物に対する豊富な知識とセンスが要求されます。

 

(8)は、これらとはちょっと異なり、“自分の名前”で活動します。指名を受けて着付けを行ったり、和装スタイリストとしての看板を掲げて、TVや雑誌などのメディアで着物の魅力を広く“啓蒙”するなどの仕事を行います。