どうすれば着付け師になれる?

プロには教室経由で

昭和の中ごろまで、“母から子へ”、着物の着付けの伝承は当たり前のことでした。

 

冠婚葬祭や会合は着物が当たり前でしたし、自分で着付けができるのは当たり前のこと。T.P.O.や着物の種類、織りや柄についても、お母さまが詳しく教えてくれたものです。

 

昔話で、着付けは、今や、特殊技能の1つ。現代は、着物を着るのが大好きな人でも、成人式やパーティなどで着物を着る際は、着付け師に依頼するのが一般的になっています。

 

それでも、茶道や華道を習ううちに、着物を着る必要性を強く感じたり、さらに着物に愛着を感じ、自分で着付けができるようになりたい人や、人にも着付けができるプロの着付け師になりたいと希望する方も少なくありません。

 

着付けや着物に詳しい人が周りにいない現在、着付け師を目指したら、着付け教室に通うことが先決です。

 

着付け教室ごとに資格が

着付け教室によって、着付けの約束事(流派とも呼ばれます)もさまざま。月謝(受講料)は平均で年間20万円前後のところがほとんどで、別途、認定試験の受験料や認定証の発行などは有料となっています。

 

ネットなどで資格の内容や評判などを調べ、自分にあいそうな教室を選びましょう。必要を感じたら、授業を見学させてもらうこともおすすめです。

 

教室の認定資格にはさまざまなものがありますが、例えば『着付け講師』の資格を取得するケースでは、まず、三級着付け講師の認定から始まり、二級、一級と進級していく必要があります。

 

三級では自分で着物を着るようになったレベルとされ、着付け師として仕事ができるようになるには、『一級着付け講師』の認定を受けてからとされています。

 

一級の資格認定を受けると、教室の講師となったり、個人で教室を開くことが許可されます。

 

認定を受けた後は、着付け教室の講師となるか、結婚式場に就職するか。いずれにせよ、資格がプロへの後押しをしてくれることには違いありません。