一級着付講師認定証とは?

『一級着付講師認定証』は、“着付け教室に学びに来る生徒さんたちに着付けを教えるための技術を十分に有しており、また、着付け教室の運営のノウハウについても一定程度の知識を修得した”と認定された人に与えられる民間資格です。

 

一級着付講師の教室へは、二級着付講師の認定を受けてから通う形となります。

 

認定を受けた人の活躍の場は幅広くあります。

 

1.結婚式場や呉服売り場、写真館などで、お嫁さんやお客さんに対して、豊富な専門知識と美しく正確な着付けができる専門家として
2.フリーの着付け師、また、和装スタイリストとして、雑誌やメディアを活動の舞台とする
3.着付けのお師匠さんとして、個人教室を主催・運営する

 

一級着付講師認定証の取得を目指すためには、定められたカリキュラムのある教室へ通い、全カリキュラムを修得後、教室ごとに設定された学科と実技、両方の試験に合格することが必要です。

 

教室によって若干異なりますが、「研究科」「経営科」「経営師範科」などと名付けられるカリキュラムです。教師としての確かな知識の定着はもちろん、教室の運営までを学びます。多種多彩な帯結びや豪華な花嫁衣装の着装テクニックも身につけます。

 

教室によって若干の違いはありますが、カリキュラムの主な内容は、次の通りです。

 

1)さまざまな帯結び「文庫」「華太鼓」「末広」「花文庫」「扇太鼓」「福寿草」「ふくら雀」「後見結び」「胡蝶」
2)男性の礼装
3)講師の心構え
4)袋帯の創作帯結び
5)留袖の着方と二重太鼓(反復練習)
6)振袖の着せ方・帯結び「檜扇」
7)留袖の着せ方・手結び「二重太鼓」「片のし太鼓」
8)婚礼衣装の着付け

 

いずれも、これまでに体得した知識をさらに幅広く、かつ深めたもので、テクニックにも幅ひろいヴァリエーションが加わっています。

 

婚礼衣装の着付けは、難しいテクニックを駆使する着付けの極意ともいわれます。これまで学んできた集大成となり、着付けを学ぶ喜びを実感するでしょう。