三級着付講師認定証とは?

基本をマスターした証

『三級着付講師認定証』とは、着付けの基本をマスターした人に授与される認定証で、民間資格です。

 

着付け教室の一定のカリキュラム(普段着からフォーマルまでの着付け・帯結びをはじめ、人に着付けるための技術)を修了した後、実技・筆記試験を受験し、合格することによって授与されます。

 

認定試験を受けるまでのカリキュラムは、ほとんどの教室で、次の通りとなっています。

 

はじめに、着物の基礎知識を学びます。

 

1)長襦袢の着方・たたみ方(下着のつけ方と補整の作り方)
2)ふだん着の着方(各部の名称とたたみ方)
3)手結びの名古屋帯・お太鼓・六通・袋帯・二重太鼓
4)ゆかたの着方・半幅帯の結び方・蝶結び

 

帯の結び方やふだん着の着方などの基礎知識を学んだ後、名古屋帯の結び方をマスターするなど、自分で着物を着れるようになってから、次の段階に進みます。

 

1)半衿の付け方・補正の作り方
2)着物(外出着)の着方
3)着物・浴衣・外出着の着方と半幅帯・二重太鼓
4)着方の確認
5)振袖の着せ方とふくら・重ね衿のつけ方
6)着物の着方と名古屋帯の角出し(自装・他装)
7)男性の着付け・角帯の結び方
8)留袖の着方と二重太鼓

 

帯の結び方、外出着や留袖の着方や、着物の着せ方など、何度も復習を繰り返しながら、テクニックを身につけていきます。

 

学習期間は、1授業2時間×12回(小野きもの着付け学園)、15回(花京都きもの学院)、9カ月36回(彩きもの学院)など、教室によってさまざま。

 

その後、三級着付講師認定証を取得するための学科と実技の試験を受けるかたちとなります。

 

三級着付講師認定証の保持者の着付けのスキルは、自分で着物を着れるようになり、他人への着付けも何とかできるようになったもの。着付け教室の講師の補助として活動できるレベルです。

 

着付けを職業としたり、教室の講師となるためには、さらに二級・一級(着付講師)へのスキルアップが必要となります。