着物の魅力とは?

晴れの席で注目度が高い振袖

着物は、日本の伝統的な衣装です。

 

美しく、可愛らしく、慎ましく、あるいはモダンに…その魅力は、とても一言では言い尽くせません。

 

ことに振袖は、伝統的な衣装の“品格”を感じさせるだけでなく、身につけた人の存在を“美しい花”のようにアピールしてくれます。

 

2015年12月のノーベル賞授賞式をご覧になりましたか?

 

式に出席した大村智博士の娘さんの鮮やかな振り袖姿は広く注目を浴びましたし、古くは、湯川博士や江崎博士の奥様が振袖で出席した逸話もあります。

 

振袖は、日本では未婚女性が着る物との暗黙の了解があります。

 

が、海外で開かれる祝典やパーティなどでは、日本人出席者の振り袖姿は第一礼装として認識され、ローブデコルテとキラキラした宝石で装った欧米の出席者に勝るとも劣らない存在感を示しています。

 

浴衣は今や“お洒落着”

一方、江戸時代はプライベートな湯上り着だった浴衣は、21世紀の現代では、夏の街で着こなすお洒落着にとって代わりました。

 

帯と柄の大胆なコーディネートを楽しんだり、髪飾りやバッグなどのアクセサリー小物を使って、よりキュートに着こなしたり。

 

ここ10年ほどの間に、街では、これまでの常識的な着こなしが時代遅れなものに映るほどに、アグレッシブでモダンな着こなしを楽しむ若い女性が目立っています。

 

格式を感じさせる喪服

現代の都市部では、葬儀への出席は、洋装の喪服が多いのですが、お通夜は洋装でも、葬儀は和服、というパターンが少なくありません。

 

哀しみを表す喪服である黒紋付も、洋装とは格式が異なるイメージを与えるとされており、着付けを依頼する人もいます。

 

さて、着物の美しさとは別に、着物を着た時の奥ゆかしい動作も挙げられます。

 

着物を着ることにより、手足の動作のスピードが制限され、ゆるやかでおっとり、優雅さを感じさせるものと映るからでしょうか。

 

こればかりは、今も昔も変わらない着物姿の魅力の1つと言えましょう。