きものプロスペシャリストとは?

『きものプロスペシャリスト』とは、「日本和装教育協会」が認定する着付けの民間資格で、基本知識を体得する3級から、人に教えることが可能となる師範までの5段階があります。

 

同協会の認定校「長沼静きもの学院」で所定の講座を修了し、級ごとに設けられた認定試験への合格によって、資格が取得でき、上級講座が受講できます。

 

「本科」(基礎課程)で3級を目指すことからスタートし、「専攻科」(2級)、「研究科」(準1級)、「高等師範科」(1級)、「師範専修科」(師範)へと上級課程に進み、准1級を取得すると、個人の着付け教室を開講することが可能となります。

 

さらに上級資格として、1級と師範があります。

 

それぞれの受講内容をご説明しますと…。※( )内は目指す資格です。

 

◇「本科」(3級)…学科では、着・帯・模様付けや着物の約束事について学び、実技では、下着の着方・ウール着物や紬、小紋、浴衣の着方などを学びます。

 

◇「専攻科」(2級)…学科では、体型と補正・着物の模様・染と織・着物の手入れ・着物のマナーなどについて学び、実技では、変わり結び・伊達衿の付け方、小紋や留袖、振袖の着付けと相手への着付けを学びます。

 

◇「研究科」(準1級)…学科では、色彩の基礎・帯の格・マナー・体型/採寸について学び、実技では、訪問着・付け下げ・留袖・礼装・男性への着付けなどを学びます。

 

◇「高等師範科」(1級)…学科では、冠婚葬祭の装いとマナー・染色の基本・色彩理論・和服地の繊維・体型と補正について学び、実技では喪服や留袖などを学びます。

 

◇「師範専修科」(師範)…学科では、花嫁衣裳・創作帯結び・配色と柄を学び、実技では、創作帯結び・配色美と柄・文庫型帯結び・花嫁衣裳の着付けを体得します。

 

このステップアップには、イレギュラーも存在します。

 

さまざまな着付け教室で学び、ある程度の段階までマスターした人に対し、学院では上級クラスへの編入相談にも乗っています。