着付け技能士とは?

国家資格・着付け技能士

『着付け技能士』とは、厚生労働省の認可を受ける国家資格で、『1級着付け技能士』と『2級着付け技能士』があります。

 

1級は厚生労働大臣名、2級は、着付け技能センター理事長名での合格証書の授与後、資格名称の使用が認められる名称独占資格です。

 

資格は、同省の指定試験機関である社団法人 全日本着付け技能センターが実施する試験への合格によって、取得できます。

 

試験には受検資格があります。

 

1級…実務経験5年。
※大学・短大・高校専攻科卒業の場合は3年となっています。
2級…実務経験2年。

 

免除基準もあります。

 

・1級の技能検定において、学科試験に合格した人は、1級及び2級の学科試験の全部が免除されます。
・2級の技能検定において、学科試験に合格した人は、2級の学科試験の全部が免除されます。
※実技試験は、同級、または上位級の学科試験の合格者(※学科試験の合格日から起算し、2年を経過する日の属する年度の末日までに行われる実技試験を受検する場合に限ります)。

 

また、民間団体が実施する検定試験や教育講座の合格者は、特例講習を受講して修了試験に合格すると、学科試験が免除されます。

 

学科及び実技試験の内容

試験は学科・実技となっています。

 

◇学科試験
着物の歴史・知識・男女の着物の違い・たたみ方・繊維の知識(1級のみ)・織物・染物の知識・着用時季・着物の用途別種類・帯の種類・着付小物/装身小物の種類・用途・着物と帯および小物の合わせ方・着付けの心得・作法/技法・美容師法(着付け関連のみ)

 

◇実技試験(定められた時間内で着付けができること)
2級…浴衣・街着・付下げ・訪問着・付下げ訪問着・色留袖・黒留袖・中振袖・紋服(羽織・袴)
1級…2級と同じ課目に色留袖・黒留袖・中振袖・紋服(羽織・袴)が加わる

 

着付けには、流派とも呼ばれるさまざまな方法がありますが、着付け技能士の検定内容は、着付けの基本を中心に、実務経験が重視される内容となっています。